2024年7月05日
先日のプロジェクトX見ましたか?
みなさまこんにちは、ユーカリが丘店です。
先日、人気ドキュメンタル番組「プロジェクトX」見ましたか?
アイサイトが世に出るまでの苦悩と厳しい現実の日々を赤裸々に語っています。
私の素直な感想としては、「初期メンバー4人に感謝!」
世間、そしてチームである会社からの圧にも負けず、あきらめずに
研究を進めていただいたおかげで、世界で活躍するいまのスバルの安全性が成り立っているのだと感じました。
概要をまとめてみたのでご興味のある方はお読みください。↓
今ではスバルと言えば安全。というイメージが付いていますが、アイサイトが出来る前は
ただ車好きが乗るマニアックなメーカーというイメージがあったと思います。
そこで、どのメーカーも挑戦してこなかった、警告音だけではなく、車が自ら止まる「ぶつからない車」領域に挑戦しました。
当時のアイサイトは荷室を埋め尽くすほど大きく、「こんなんでは商品化は到底できない」という当時若かった柴田さん(現、株スバル最高デジタルカー責任者)
が動き出し本格的にアイサイトの研究がスタートします。
しかし現実は厳しく当時は予算もなく、赤字も続きメンバーも減員し、研究所は会社の隅に追いやられました。
白線の代わりにトイレットペーパーを地面に置き白線に見立てていました。
研究をかぎつけた他メーカーの研究者が「この技術を譲って欲しい」と言われたこともありました。
開発の意欲が無ければおそらく他メーカーに売ってしまった事も考えられます。
その時にもし譲っていたら今のスバルは無かったと思います。
夜の雨の前方の車の認識に一番苦労したと言います。
ある日、千葉県に雨予報が出ると研究者みんなでスバル車9台を走らせ千葉県に向かいました。
異なる雨粒の量、車種ごとに違うテールランプ、研究は思うように進みませんでしたが
1つのヒントをもとにようやくアイサイトが形になり、商品化できるようになりました。
しかし故障が相次ぎました。
開発者の柴田さんは自らお客様の家に行き謝りに行きました。その時お客様から言われた一言がスバルの運命を大きく変えました。
「これが(アイサイト)がないと怖くて高速道路に乗れないよ。早く直してよ」
柴田さんはこれほどにアイサイトが使い込まれているなんて思ってなかったと言います。
世の中にはこの機能を求めている人がたくさんいる!アイサイトで事故を0にしたい!
その強い思いがよりいっそう強くなりました。
メンバーも増員しより高度な運転支援の開発が進みました。
今では国内の新型車には自動ブレーキが義務化されています。
その先駆けになったのもスバルです。
本気で交通事故を0にしたいという思いが今でも受け継がれており、
スバルは2030年までに死亡交通事故0を目指しています。
アイサイト年々進化しより現実味が増しています。
これからのスバルの進化が楽しみです。
これからもスバルを宜しくお願い致します。
千葉スバルユーカリが丘店
TEL043ー462ー5500