CHIBA SUBARU

幕張店スタッフブログ

2026年5月25日

SUBARU はなぜ車体に「キノコ」を生やしたのか?

みなさん、こんにちは! 

突然ですが、スバルのクルマ(後部座席がある車種)にお乗りのみなさん、リヤドアをガバッと開けて、車体側の足元あたりをよーく見てみてください。

そこには、ちょっとマニアックで、だけどもの凄く重要な「あるモノ」が生えています。

そう、どう見ても……「キノコ」にしか見えない金属の突起物です。

「え?何これ?ただの飾り?」 「ドアを固定するだけのピンでしょ?」

いえいえ、実はこれ、スバリストの間では有名な「リヤドアキャッチャー」というパーツ。


そしてこのキノコ、実はスバルの安全と走りを支える「ものすごいキノコ」だったんです!

今回は、この小さなパーツに込められたスバルの熱すぎるこだわりをご紹介します。



そもそも「リヤドアキャッチャー」ってどこにある?

場所はここ、リヤドアを開けた車体側(Bピラーの下部)です。


金属の太い軸の上に、少し平らな「傘」が乗っているような形をしていますよね。 ドアを閉めると、ドア側にある受け口にこのキノコがガチッと噛み合う仕組みになっています。


では、なぜスバルはわざわざこんなキノコ型のパーツを仕込んでいるのでしょうか?



 理由その①:万が一の時に踏ん張る「鉄壁のキノコ」

一番の目的は、「衝突時の安全確保」です。

万が一、クルマの真横から別のクルマが突っ込んできたとき(側方衝突)、ものすごい衝撃でリヤドアが車内側(乗客がいる席)に押しつぶされそうになります。

その瞬間、このキノコが大活躍! ドアが変形して室内に侵入しようとしたとき、ドア側の穴がこのキノコの「傘」の部分にガチッと引っかかってストッパーになります。

ここがスバルの命綱! キノコの傘が踏ん張ることで、ドアがそれ以上室内に食い込むのを防ぎ、中に乗っている人のスペース(生存空間)を死守してくれるのです。

さに、身を挺して乗員を守る頑丈なキノコです。



理由その②:走りをシャキッとさせる「魔法のキノコ」

スバルの車といえば、ハンドルを切ったときに気持ちよく曲がる「走りの良さ」が自慢ですよね。実はこのキノコ、そこにも一役買っています。

クルマがカーブを曲がるとき、車体にはねじれるような力がかかります。 

ドアを閉めたとき、このキノコがドアと車体をガッチリと一体化させることで、隙間やガタツキを無くし、ボディ全体の剛性を底上げしているのです。

「キノコ」がしっかり噛み合っているからこそ、車体がヨレずに、ハンドルを切った瞬間スッと気持ちよく曲がってくれます。安全だけでなく、走りまで美味しくしてしまうのがスバルのキノコなんです。



「乗る人すべてを、どんな車でも平等に守る」というスバルの安全思想(0次安全・衝突安全)が、この小さなキノコにギッシリ詰まっているんですね。




愛車の「キノコ」を愛でてみませんか?

普段、意識して見ることはほとんどないリヤドアのキノコ。

ですが、次に愛車に乗るとき、あるいはショールームでスバル車をご覧になるときは、ぜひリヤドアを開けて足元を見てみてください。

そこに、健気に佇む金属製のキノコがいるはずです。

「今日も家族を安全に守ってくれて、楽しく走らせてくれてありがとう」

そんな気持ちを込めて、洗車のときにはこの「スバルの隠れた名キノコ」を優しく拭いてあげてくださいね!

それでは、今日も安心と愉しいドライブを!

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